今月は『海外ミステリ通信』恒例の、MWA(アメリカ探偵作家クラブ)処女長篇
部門の受賞作およびノミネートされた作品すべてのレビューをお届けする。
なお本メルマガの最後に主要各部門の受賞作リストを掲載している。
----------------------------------------------------------------------------
●受賞作品
----------------------------------------------------------------------------
"OFFICER DOWN" by Theresa Schwegel
St. Martin's Minotaur/2005.09/ISBN: 0312343140
《愛する男は敵? それとも味方?》
シカゴの警察官サムことサマンサ・マックはある晩、かつてパートナーを組んでい
たフレッドとともに勤務についた。彼はサムと一緒に逮捕したことのある小児性愛者
トロヴィックに関する情報を得たという。2人は密告者に教えられた家に入ったが、
暗闇の中で何者かと銃撃戦になり、サムは頭を殴られて重傷を負い意識を失った。
かつぎこまれた病院でサムはフレッドの死を知らされた。しかも弾道検査の結果、
彼の命を奪ったのはサムの銃から発射された弾丸だった。フレッドは確かにトロヴィ
ックに撃たれたと言ったはずなのに、現場にはフレッドとサム以外の人間がいた痕跡
がない。トロヴィックの存在を主張するサムの言い分を無視して、上層部は警官が誤
って同僚を撃ち殺した事故として処理しようとしていた。サムの同僚で恋人のメイス
ンは、自分がこの件を担当するから、上司の命令どおりしばらく休みをとれと言う。
ところがメイスンの捜査の進展を待っていてもいっこうに埒が明かない。彼はトロ
ヴィックを別件で逮捕して今回のことを吐かせるからとサムの協力を頑なに拒んだり、
フレッドの死について調べている内務監査の人間になぜかマークされていたりする。
またメイスンは恋人といっても妻帯者であり、妻とは別れると言いながらその離婚手
続きは進まず、それどころかフレッドの未亡人と親しげにしている。メイスンへの不
信感がつのるなか、サムは彼の妻に呼び出され、子どもができたことを告げられた。
絶望して帰宅したサムを待っていたのは、彼女を逮捕しにきた同僚警官だった。いっ
たい何がどうなっているのか?
主人公のサムは、警察官といっても決してスーパーヒロインではなく、普通の人間
の弱さをもつ女性として描かれている。ヘビースモーカーで酒量も多く、妻のある男
とつき合い、憂さ晴らしに名前も知らないような男と寝る。自分がとんでもないこと
に巻き込まれているとわかっても、恋愛感情に溺れてどこまでも堕ちていく。そんな
サムも、ラストではなんとか自分の気持ちにケリをつけて警官としてなすべきことを
やってのけ、ようやく自分の足場を見出していく。
本書でMWA最優秀処女長篇賞を受賞した著者は、大学で映画脚本について学んだ
ことをきっかけに小説を書き始めた。シカゴで生まれ育っただけあって、時間や場所
によってさまざまな表情を見せる街の描写が印象的だ。著者のサイトによると、次の
作品もすでに書き終えているとのことである。
(花田美也子)
◇アマゾン・ジャパンで本をお買い求めの場合は「BOOKS WHODUNIT」へ
----------------------------------------------------------------------------
●ノミネート作品
----------------------------------------------------------------------------
"DIE A LITTLE" by Megan Abbott
Simon & Schuster/2005.02/ISBN: 0743261704
《平凡な日常に入り込んだ影》
ローラと弟のビルはある事故がきっかけで、映画会社で働くアリスと出会う。その
後ビルと結婚したアリスは、おしゃべりで社交好きな女性だった。しかし彼女の過去
は謎めいていて、どうやら今でも秘密を抱えているようだ。さまざまなことが重なっ
てアリスに疑念を抱いたローラは、ある殺人事件の記事に目をとめる。名前は異なる
ものの、住所などから被害者の女性がアリスが何かと世話をしていた、女優ではない
かと思ったのだ。しかしアリスは、その女優は街を出たと言うばかり。事件のことが
頭から離れないローラは、独自に調べはじめる。
平凡に暮らしていたローラとビルの人生に入ってきたアリスは、仲の良い姉弟の関
係にも微妙な変化を与えていく。何かを予感させるエピソードが積み重ねられて、読
者の不安を次第にあおる導入部分。しかしそれが長いために先が全く読めず、せっか
ちなわたしは、かなりいらいらした。だが先が見えなかったのは、作者の術中にまん
まと陥った結果だ。いったん話が動き始めると、しだいに作者の意図が明らかになっ
ていく。前半の静で陽から、後半の動で陰な雰囲気へと切り替わるところが、この小
説の読みどころだ。
作者のミーガン・アボットはニューヨーク大学などで、文学、ライティング、映画
を教えていて、ハードボイルド小説とフィルム・ノワールについてのノンフィクショ
ンも書いているそうだ。そういえばこの作品、舞台となる1950年代にアメリカで数多
く作られたフィルム・ノワールの雰囲気がある。ローラや弟のビルの人生を変えてい
くアリスは、フィルム・ノワールにはかかせないファム・ファタール(男を破滅させ
る、運命の女)だ。アボットは、フィルム・ノワール的な作品が書きたくて、1950年
代を舞台に選んだのだろうか。
(かげやまみほ)
◇アマゾン・ジャパンで本をお買い求めの場合は「BOOKS WHODUNIT」へ
----------------------------------------------------------------------------
"IMMORAL" by Brian Freeman
St. Martin's Minotaur/2005.09/ISBN: 0312340427
《少女の失踪の裏に隠された謎とは?》
ミネソタのとある街で17歳の少女レイチェルが失踪した。犯罪に巻き込まれたのか、
それとも家出か? 最初に疑われたのは、1年前の同じような少女失踪事件との関連
だったが、年齢と通っていた高校を除けば2人のあいだに共通点はなかった。一方、
レイチェルの家庭環境から、家出という可能性も充分にあった。彼女は父親に溺愛さ
れて育ち、父親が亡くなったとき、その原因は母親にあると思い込んで憎むようにな
っていた。やがて母親は再婚したが、結局、家族の心はばらばらだった。
レイチェルは男関係が派手で、興味もないのに恋人のいる男子を誘惑するというこ
とを繰り返していたので、恨みを買ったとも考えられた。が、その矢先、継父グレイ
ムのバンから彼女の血痕が見つかり、パソコンには彼女の裸の写真が入っていたため、
郡検事は遺体を発見できぬままグレイムの起訴に踏み切った。グレイムは継娘と道な
らぬ関係を持っており、それがもつれたために犯行に及んだ、と判断したのだ。
裁判が始まり、状況証拠は揃っていると自信満々の担当検事に対し、やり手の被告
弁護人は、レイチェルの性格から考えて、彼女は自ら家を出て行ったのだと陪審員を
納得させそうな勢いだった。と、そこで思わぬ事件が起こり、裁判は未決のまま終了
する。それから3年。ラスベガス警察からレイチェルと思われる女性についての知ら
せが入る……。
担当刑事のストライドとマギーの地道な捜査や相棒同士の軽妙な会話は好感の持て
る警察小説、だが途中に挟まれる裁判シーンでは、弁論の応酬や駆け引きという法廷
読み物のおもしろさも味わえる。また全編を通して、失踪した少女レイチェルはどん
な人間だったのかという興味があせることがない。刑事のたてる仮定にミスリードさ
れつつ、物語は事件か家出かも不明のまま進行し、ラスベガス警察からレイチェルの
知らせが入った後も彼女に関する謎は膨れ上がる一方なのだ。ラストに近づくに従い
事件は急展開し、犯人や事件の真相は最後の最後までわからず、たっぷりと楽しめる。
著者はビジネス書のライターとしてはベテランというフリーマン。これからの活躍
が楽しみだ。なお、フリーマンのホームページにて、おまけのシーンが読める。ただ
し、ネタバレがあるので本書を先に読むことをお勧めする。
(矢野真弓)
◇著者のサイトはこちら
http://www.bfreemanbooks.com/
◇アマゾン・ジャパンで本をお買い求めの場合は「BOOKS WHODUNIT」へ
----------------------------------------------------------------------------
"RUN THE RISK" by Scott Frost
G.P. Putnam's Sons/2005/ISBN: 0399152482
《母として、刑事として、娘は必ず守ってみせる》
ロサンジェルス郡パサデナ市は、年明けに行われるローズ・ボウル(中西部の大学
リーグと西海岸の大学リーグの覇者同士によって行われる、アメリカンフットボール
の試合)を前ににぎわっていた。だが華やかな行事を目前に、街では爆殺事件があい
つぐ。爆弾処理班のハリソン刑事とともに捜査を進める、殺人課の女性警部補アレッ
クス自身も標的となる。捜査を混乱させようとする犯人に、娘のレイシーを誘拐され
てしまうのだ。次第に明らかになるローズボウル当日の計画。犯行をくい止めレイシ
ーを救い出すためのタイム・リミットが迫る中、アレックスは懸命に手がかりを追う。
物語は連続爆殺事件と誘拐事件を縦軸にし、アレックスとレイシーの関係を横軸と
して進んでいく。過去のある出来事がきっかけで、溝ができてしまったレイシーとア
レックスの関係。レイシーが難しい年頃になっきたことで、ますます接し方に頭を悩
ませていた中で起こった誘拐事件は、アレックスが母娘の関係を見つめ直すいい機会
となる。母親として身を切られる思いで娘を案じながらも、責任感から警部補として
の仕事も全うしようとする姿勢には心を動かされ、事件後はアレックスが一回りも二
回りもたくましくなったように思えた。
作者のスコット・フロストは、かつて日本でも人気を集めたテレビドラマ『ツイン
・ピークス』を手がけた脚本家でもある。派手な爆発シーンに息詰まるようなストー
リー展開、そして次回作に期待をもたせるラスト。無駄のない筋書きでありながら、
しっかりと描きこまれた主要登場人物の背景。章と章の間にCMタイムを挟めば、そ
のままテレビ・ドラマが作れそうなほど、構成や配分が計算されている。読者をアレ
ックスたちの世界に引き込んで飽きさせないところは、脚本家として長年培った経験
が生かされているようだ。
(かげやまみほ)
◇アマゾン・ジャパンで本をお買い求めの場合は「BOOKS WHODUNIT」へ
----------------------------------------------------------------------------
"HIDE YOUR EYES" by Alison Gaylin
Signet Novel/2005.03.01/ISBN: 045121448X
《不気味なマジックミラーの眼差し――シリアル・キラーが狙うのは?》
プレスクールの教師とオフ・ブロードウェイにある劇場の窓口係をかけ持ちするサ
ムことサマンサ・リーファ。バレンタイン・デーだというのに一緒に過ごす人のあて
もないサムは、休憩時間にハドソン河畔の寂れた建設現場で物思いにふけっていた。
物音に目を上げたサムは、一組の男女がアイスボックスを川に投げ込むのを目撃する。
冬のさなかだというのに女はコートも着ず、薄くて袖の短いワンピース姿。サムに向
けられた男の目はマジックミラーのように光を反射していた。その不気味な眼差しに
怯えたサムは早々にその場を立ち去る。その日からサムの周囲で不審な出来事が続く。
バッグに入れて持ち歩いていた本に "hide" と落書きされ、母から届いた写真つき
バレンタインカードの目に×印がつけられていた。ハドソン川から見つかったアイス
ボックスの中には目をくりぬかれた幼女の死体が入れられていた。
劇場の同僚でゲイの親友エールに新しい恋人ピーターを紹介されたサムは激しく動
揺する。ピーターの目もまた、マジックミラーのように光を反射していた。ピーター
には、悪魔崇拝の儀式を好むという噂もあった。
友人の婚約者が何者かに銃で撃たれて重傷を負い、またひとつ、子どもの惨殺体が
発見され、サムの部屋で階下の女性が殺害される。次の標的はサム? マジックミラ
ーの目を持つ男はどこに?
どこか突き抜けたところのあるサムの語りは、ウィットが効いて小気味よい。おば
あちゃん子のせいか迷信深いのにときとして思い切った行動に出るサムを、読者はハ
ラハラしながら見守らずにいられない。サムを守ろうとするニューヨーク市警刑事ク
ラルは、服装のセンスは冴えないものの勇敢で情愛深いところは正統派のヒーローと
言えるだろう。事件の合間に交わされるプレスクールの子どもたちとのやりとりは軽
妙でクスリと笑える。その眩しいほどの明るさが事件の陰惨さを際立たせている。エ
ールをはじめ、ヨガ・フリークの役者志望者など、しがない劇場に集まる一癖ある面
々が、オフ・ブロードウェイらしい雰囲気を醸し出している。
サスペンスとロマンスを同時に楽しませてくれる、スピード感のあるミステリ。最
後まで一気に読ませる勢いがあり、ほのかな光が差すようなラストシーンに救われる。
著者はジャーナリストでもあり、アートとエンターテインメントを担当した経験が
本作に生かされている。昨年、9・11後のマンハッタンを舞台とする続編 "YOU
KILL ME" が出版されている。サムの活躍が楽しみである。
(中島由美)
◇アマゾン・ジャパンで本をお買い求めの場合は「BOOKS WHODUNIT」へ
| ■ インタビュー ―― ユニカレッジ代表・沢田博さん →こちらへ |
『九死に一生ハンター稼業』 "TO THE NINES"
ジャネット・イヴァノヴィッチ/細美遙子訳
扶桑社ミステリー/2006.02.28発行 980円(税別)
ISBN: 4594051200
イヴァノヴィッチのステファニー・プラムシリーズ、ほんとうに久しぶりである。
前作『やっつけ仕事で八方ふさがり』から3年ぶりの登場だ。シリーズとしては9作
目になるが、ブランクがあるし、読んだことがない方のためにも簡単に紹介しておき
たい。
主人公ステファニーは、ニュージャージー州で保釈契約強制執行人を稼業にしてい
る。年齢は30歳くらいで、シリーズ当初はトレントン市内の実家近くのアパートでハ
ムスターと一緒に住んでいた。現在はモレリという男前で引き締まったお尻をした警
察官と半同居状態にある。
保釈契約強制執行人は、バウンティー・ハンターと呼ばれ、保釈金を借りて裁判日
に出頭しない被疑者を保釈保証会社から請け負ってとっ捕まえるのが仕事。この職業
についてはバックナンバー(http://litrans.net/whodunit/mag/html/0202.htm)を
ご参照いただきたい。
ステファニーは失業中に、いとこが経営する保釈保証会社をたよってこの仕事につ
いた。これが本シリーズの始まりだ。それ以上詳しいことは、またしてもバックナン
バー(http://www.litrans.net/whodunit/mag/html/0212.htm)をどうぞ。
さて本作品の紹介だが、このシリーズの読みどころはストーリーにはない。読んだ
人はみんなそうだと思うのだが、読み終わってもあんまりあらすじを覚えていない。
みなさん違いますか? 失踪人の出稼ぎインド人を捜しているうちにステファニーの
身の回りに危険が迫るってくらいで充分だろう。
訳書になる前に原書を読んだっていうとまず聞かれるのが、モレリとの仲はどうな
った? レンジャーは? とかそんな質問。ちなみに今回はちょっとステファニーと
レンジャーとの距離が近づき、モレリが妬くことに、ってくらいはバラしていいだろ
う。そういうロマンスもお楽しみのひとつなのである。
忘れてならないのが人情ばなしとしての一面。登場人物である仕事仲間や家族と動
物たちの造形。みんな本能に忠実で、欲しいものや、したいことで悩んだりしない。
能天気といやあそれまでだが、それぞれの絆はふかく、人情にもあつい愛すべき人た
ちばかりだ。
もちろん凶悪な犯罪者たちも登場し、殺人だって起こる。わがステファニーもこれ
まで何度も命を狙われ、夢中で反撃して相手を射殺してしまったこともあった。本作
品でもステファニーはあぶなかった。ほんとハラハラする。
これがリアルな世の中であり、生きていくってなにかと大変だけど、家族や愛すべ
き人たちがいればなんとか頑張れるもんだよな、とサラリーマンたるわが身になぞら
えひとりうなずくうららかな春の午後。女性向けミステリとの先入観をお持ちの諸兄
にもまず、1作目からお読みになることをオススメしたい1冊である。
(板村英樹)
◇bk1へ
《血もなく凶器もなく》
たとえ血は流れなくとも、素敵なミステリを作り上げることはできる。死体もない、
毒やナイフといった凶器もない、快刀乱麻を断つ名探偵も存在しない、しかし1通の
手紙と緊迫感をはらんだ人間関係のみで、いとも軽やかで洗練されたミステリを作り
上げた、それがこのジョセフ・L・マンキーウィッツ監督『三人の妻への手紙』であ
る。
アメリカのある都市に住む、友人同士である3人の人妻が、子供達のピクニックの
付き添いとして遊覧船に乗る寸前に手紙を受け取った。手紙の差出人はやはり友人の
アディ。才色兼備かつ大金持ちで、かつてはそれぞれの夫の憧れの的だった。結婚し
ていたが夫が行方不明になったので今は1人暮らしをしている。手紙はあなたの夫と
共に町を出る、そういう内容だったのだが問題が1つあった。その手紙が誰に宛てら
れたものなのか分からなかったのだ。そしてピクニックの間中、3人はそれぞれ夫と
の生活を回想する。彼女達の夫婦生活は表面上は平穏だったのだが、すべてが離婚の
危機を押し隠してきた。
農家出身のデボラは、アディと同じく街の上流階級出身であるブラッドとの生活に
戸惑っていた。海軍で知り合い、愛し合って結婚していたものの、2人のこれまでの
境遇はあまりにも違いすぎた。内気な彼女は、不慣れなパーティーで夫に大恥をかか
せてしまう。
ラジオの台本作家であるリタはあまりにも多忙だった。リタが売れっ子になってか
ら生活は飛躍的に楽になったものの、仕事に熱中するあまり教師である夫ジョージの
誕生日をすっかり忘れてしまう始末だ。アディはしっかりと覚えていて、プレゼント
まで贈ってきたのに。
デボラやリタと違い、ローラメイとポーターとの結婚は最初から愛情に基づいたも
のではなかった。列車が通れば家ごと揺れてしまう貧家の出であるローラメイは、当
時の上役だったポーターを色仕掛けで陥落させ、結婚した。今は人目があろうがなか
ろうがいがみ合う間柄だ。
どの結婚生活も離婚の危機をはらんでいる。アディは一体どの夫と逃げるつもりな
のか。
それぞれ人妻を演じる女優がみな魅力的、しかしどの女性よりも存在感があるのが
画面には一度も現れず、またポーターが所有している肖像画すら映し出されない女性、
アディである。ラストに分かる、駆け落ちの相手たる夫とその妻とのやり取りも切な
い。
洒落た会話が楽しめる映画。DVDが発売されているため手に取りやすくなってい
る。
(柳田有里)
●MWA賞受賞作発表
アメリカ探偵作家クラブは、第60回MWA賞の受賞作品を発表した。
主要4部門の受賞作は以下のとおり。
▼最優秀長篇賞
"CITIZEN VINCE" ジェス・ウォルター
▼最優秀処女長篇賞
"OFFICER DOWN" by Theresa Schwegel
▼最優秀ペイパーバック賞
"GIRL IN THE GLASS" by Jeffrey Ford
▼最優秀短篇賞
"The Catch" ジェイムズ・W・ホール(GREATEST HITS)
上記4部門以外については、MWAの公式サイトでご覧いただきたい。
http://www.mysterywriters.org/pages/awards/nominees06.htm
----------------------------------------------------------------------------
●アガサ賞受賞作発表
マリス・ドメスティック主催によるアガサ賞も受賞作が発表された。
主要部門の結果は以下のとおり。
▼最優秀長篇賞
"THE BODY IN THE SNOWDRIFT" キャサリン・ホール・ペイジ
▼最優秀処女長篇賞
『ウエディング・プランナーは眠れない』ローラ・ダラム
▼最優秀短篇賞
"DRIVEN TO DISTRACTION" マーシャ・タリー(CHESAPEAKE CRIMES II)
上記3部門以外については、マリス・ドメスティックの公式サイトをご覧いただきた
い。
http://www.malicedomestic.org/
(かげやまみほ)
=- PR -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
☆★「月刊児童文学翻訳」☆★
インタビュー、最新情報、レビューなど、児童文学翻訳に関する記事が満載の情報
誌。詳細&購読申し込みはこちらから(↓)。
http://www.yamaneko.org/mgzn/index.htm
毎月15日配信(1月と8月は休刊)。申し込み手続きは前日までにおすませください。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- PR -=
----------------------------------------------------------------------------
■編集後記■
返却期限なし、予約のできる宅配DVDサービスに入会しました。今月とりあげた
『三人の妻への手紙』を早速予約、届くのが楽しみです。 (清)