エリザベス・フェラーズの〈トビー&ジョージ〉シリーズ最後の事件『ひよこはな
ぜ道を渡る』(創元推理文庫)が2006年2月に刊行された。今月は本書を訳した中村
有希さんに〈トビー&ジョージ〉シリーズを中心にミステリや翻訳のお話をうかがっ
た。
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|《中村有希さん》英米文学翻訳家。フェラーズ『猿来たりなば』『自殺の殺人』|
|『細工は流々』、ソーヤー『老人たちの生活と推理』、マゴーン『騙し絵の檻』|
|ウォーターズ『半身』『荊の城』など訳書多数。 |
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――はじめてフェラーズ作品を読んだとき、どんな感想を持たれましたか。
リーディングで〈トビー&ジョージ〉シリーズとほかに数冊フェラーズの作品を読
んで、おもしろいなあと思いました。なかでも1番よかったのが『猿来たりなば』で、
あの作品で読者を驚かせてやろうと思ったら驚かせすぎたみたいで、そのあと期待さ
れすぎちゃって(笑)。
――フェラーズのどんなところを気にいったんですか。
フェラーズ作品は、論理的でエラリイ・クイーンに似ているなと思ったんです。わ
たしの場合、ミステリは心理描写とかじゃなくて、消去法でいくのが好きなんです。
この人はこういう理由で犯人ではない、こういう証拠があるから犯人じゃない、この
条件にあてはまらないから犯人じゃないって消去していって、最後に残った人が犯人
だという推理の仕方が好きなんです。クイーンが消去法なんですけど、フェラーズも
意外なところに手がかりや動機があって、それが全部フェアにだされているんです。
全部手がかりがだされていて、読者はそれを読んでいたから推理すれば犯人をわかっ
たはずだというところが好きですね。
――トビーとジョージのコンビをどう思われましたか。
ちょうどそのころ国内ミステリで、有栖川有栖さんとか京大ミステリ研出身の作家
さんたちの、関西ノリの男同士のコンビがいっぱいでてきたんです。だからフェラー
ズを読んだときも、こういうコンビはイギリスにもいたんだあって感じでしたね。
――迷探偵トビーとそれをささえる天才ジョージですね。
ジョージは天才ですけど、トビーもものすごく偏差値は高いんですよ。ジョージが
頭がよすぎるからトビーは凡才にみえるけど、実は彼も頭がいい。
――トビーとジョージの会話はすべてを話す前に以心伝心みたいに通じて、勝手に話
がすすんでしまいますが、ついていけないということはなかったですか。
まじめな話運びだったらついていけなかったと思うんですけど、ふたりの会話が漫
才みたいだから違和感はなかったです。このふたりは頭が良すぎるんですよ。でもそ
ういう天才肌の探偵って多いんです。例えばエラリイだって天才肌でしょ。エラリイ
のなかだけで完結していて、お父さんやヴェリーにはわからなくて「それはどういう
こと?」っていうのもありますよね。これが主婦探偵だったら違和感はあると思う。
コージーもので素人の主婦のほうが頭のいいことをぽんぽんぽんやって、ベテラン刑
事が全然わかっていなかったりすると、そんなに頭のいい素人いないだろって思うん
ですけど。トビーは犯罪ジャーナリストだから、探偵のキャラは天才タイプでもおか
しくない。
――訳しながら、イメージしたモデルはありますか。
トビーはちょっと間抜けなエラリイ・クイーン。ジョージで頭にうかぶのは、ドリ
トル先生の絵なんです。ジョージのしゃべり方は『ぼのぼの』のお父さんかな。
――トビーとジョージはおたがいをどう思っているんでしょう。
トビーは、ジョージをかなり頼りにしています。だからいつもなにか事件が起きる
と、ジョージにいろんなものを見せたり、「きみはどう思う?」って意見を聞くんで
す。自分が間違ったことをやってもジョージが助けてくれると思っているから、好き
勝手やっているんじゃないのかなあ。
ジョージは、トビーのことがとにかく好きなんですね。好きだからトビーが間違っ
たことしていたら「そこは違うよ」って注意してあげる。お兄さんみたいな気持ちな
んでしょうね。やんちゃな弟を見ているような気持ちでいるんじゃないでしょうか。
お兄ちゃんのいうことをきかない弟がわあとあばれているのを、しょうがないなあっ
て見ていていざというときは助けにいく。
――『ひよこはなぜ道を渡る』でジョージが「もう犯罪にかかわるのは嫌だ」という
のはなぜですか。
ふたりがそもそも知り合ったのは刑務所かどこかなんです。ジョージは元犯罪者で
服役していて、トビーが身元引受人かなんかで知り合ったんだと思います。ずっと犯
罪に関わっていっしょにやってきたけど、ジョージは堅気になったんじゃないでしょ
うか。今後は犯罪から離れて牧師さんにでもなるんですかねえ。
――〈トビー&ジョージ〉シリーズって、女の人が強いですよね。
トビーがおばさんに弱いからかな。でもほかのフェラーズ作品にも、映画とかにな
ると映えそうな、気の強い女性がたくさんでてきます。
――フェラーズの作品は、物語の冒頭から事件が起きていきなり引き込まれますね。
フェラーズがうまいのは章の切り方ですね。章が切れる直前に、必ず次の章につな
がるような終わり方をします。そうすると途中で本をおけずに、ページをめくってし
まうんです。
――『ひよこはなぜ道を渡る』で印象に残っている場面はどこですか。
ジョージが「お茶飲む?」って聞くシーンですね。今回ジョージは引きこもりっぽ
くて家にいることが多いんですが、トビーが帰ってくると必ず「お茶飲む?」って聞
くんです。そこが印象に残っています。
――フェラーズ作品の翻訳作業はいかがでしたか。
『猿〜』は大変でした。あれはわたしのデビュー作なんですが、デビューするときは
自分と同じくらいの年齢の主人公がでてくるコージーミステリをと思っていたんです
けど、若い男ふたりのコンビでしかも1人称でしょう。わからないですよ、そんなの。
予定外でした。しかもクラシックのミステリで東京創元社からでるから、これはあと
あとまで残るよって言われて、どうしようっと思ってました。出だしの1人称の口調
が全然決まらなくて、最初は1ページに3日かかってましたね。こんなペースで訳し
て、どうやって職業として続けていけるんだろうと不安でした。半分ほどまでいった
らどんどん訳せるようになりました。
――中村さんの翻訳は、登場人物のキャラがたってますよね。
そうしないと自分が飽きちゃうんです。自分が読者だったら、キャラがたっていな
いとつまんない。これは最初にちゃんとしたキャラを作っておいたので、あとは楽で
した。〈海の上のカムデン〉シリーズも1作目はすごく苦労したんですけど、2作目
からは登場人物たちが勝手にしゃべってくれるから楽でした。
――訳すまえにキャラを作ってしまうんですか。
原書を読んだ段階で、キャラはすぐに思いつきますね。
――編集の方も「今度は中村さんがどんなキャラを作ったのかな」って訳文を読むの
が楽しみでしょうね。
面倒くさいことやっているなって思っているんじゃないでしょうか。普通のキャラ
にしちゃえば、訳すのにあんなに時間はかからなくて、完成が1カ月早くなりますね。
たぶんわたしがマンガを読むから、キャラがたっているのが好きなんだと思います。
コロンボとかだって、コロンボのキャラで結構許せるでしょう。駄作だなと思っても
コロンボがでているからいいやって。
――タイトルはどうやって決まったのですか。
はじめ原題をそのまま日本語にしようとして「くくられるのは誰だ」「自縄自縛」
「輪のなかの首」とか考えていたんですが、それだとありふれているからボツになり
ました。タイトルはインパクト勝負だ、『猿〜』はタイトルだけで結構売れた、これ
はシリーズ最後の作品だから失敗しても失うものはなにもないということで『ひよこ
〜』になりました。『ひよこ〜』というのは作中にでてくるセリフなのですが、この
セリフが事件の鍵になっているし慣用句でもあるのでこれにしました。そうそう、高
木彬光さんの『人形はなぜ殺される』のパクリでもあります、かなり遠いけど(笑)。
――〈トビー&ジョージ〉シリーズは1作目より2作目とのぼり調子でよくなって、
『猿〜』も『ひよこ〜』もおもしろいのに、5作でシリーズを終わるなんてもったい
ないですね。
フェラーズも書けないことはなかったと思います。ですがこのあとのフェラーズ作
品を読んでみると、同じくらい本格調でありながら心理やドラマに重きをおいている
作品が多くなって、犯人捜しのゲーム性がなくなってくるんです。『さまよえる未亡
人たち』がまさにそうです。『さまよえる〜』はどちらかというとラブストーリーで
おばさんたちの人間関係に重きをおいて、こういう心理だからこういう犯罪になった
という話です。ちゃんと伏線や手がかりもあるけれど、そこが読みどころじゃない。
だからフェラーズのネタが尽きたとかじゃなくて、北村薫さんみたいになったという
か。むかしは北村薫さんもバリバリ本格でしたけど、最近は路線が変わったでしょう。
『さまよえる〜』みたいなものでもいいんだったら訳しますけど、たぶんああいうの
をいっぱいだしても読者の方は「なあんだ」って思われるんじゃないでしょうか。
――『ひよこ〜』の解説で山口雅也さんが「フェラーズの作品を引き続き翻訳紹介し
て欲しい」と書いておられましたが。
英語を読める人は原書を読まれてはどうでしょう。おすすめは初期の作品です。
"THE MARCH HARE MURDERS" や "MILK OF HUMAN KINDNESS" はおもしろかったですよ。
――中村さんは、クライムノベルとか異常殺人者がでてくるような作品は訳さないん
ですか。
わたしは人が簡単に殺されるのは平気なんですけど、生きていている人の指が切り
落とされるとか、爪をはがされるとかは嫌いなんです。拷問系はだめですね。そうい
う場面がでてくると「せっかく買ったけれど読めないわ」って本をぱたんと閉じちゃ
う。
わたしがどんな本を好きか編集の方がわかっているので、わたしがおもしろいと思
うような本を持ってきてくれるんです。編集の方がいうには、すごく翻訳がうまくて
ミステリを全然読まない人よりは、ミステリをすごく読んでいて翻訳はそこそこの人
のほうが仕事はやりやすいんですって。だから本格ものはわたしのところにまわって
くるんでしょうね。伏線がどこにあるのかちゃんとわかっている人じゃないと、やり
にくいらしいです。
――具体的にいうとどういうことですか。
明らかな伏線は、言葉どおり正確に訳すより日本語をちょっと変えてでも、あとに
なってそのセリフが手がかりになるということを優先させなければいけないんです。
例えば、作者がここで犯人は女性だという手がかりを与えたかったというときは、セ
リフの内容を変えてでもそれを優先させなければいけない。ほかにも、ダブルミーニ
ングになる言葉をさらっと訳しちゃうと、あとで読み返して手がかりがどこにもない
じゃないってことになってしまう。ダブルミーニングを日本語に直訳するのがむずか
しかったら、別の単語に変えてでもダブルミーニングを出しますね。それと犯人の口
癖とかがあったら、それをひきたてるとか。そういうのって本格ミステリを読み慣れ
ていないと見逃してしまうんです。だから編集の方は、本格ミステリはそれを読み慣
れている訳者のほうがやりやすいと言います。
実は『猿〜』でも思いきったことをやったんですけど、あまり気がついた人がいな
くて。『猿〜』は最後の一文が仕掛けで、それは最初を見直してねってためのものな
んです。それで最初を見直すと、2ページ目にこの事件の鍵が書いてあるんですよ。
全部読み終わってまた読み直して、ここに書いてあったとなるんです。ちゃんと読ん
でいたのに、ちゃんと書いてあるのに読み逃していたというのが本格ミステリのおも
しろいところですね。
――これまで訳された作品は、どれもご自身がおもしろいと思う本ばかりだったんで
すね。
でもサラ・ウォーターズは自分がやるとは思っていませんでした。リーディングし
て「すごくおもしろいけど、これを訳す人は大変ですよ」って持っていったら「どう
ですか」って言われて。わたしと『半身』の登場人物の、どこに共通点があるんだっ
て思いましたね。でもやってみると『半身』の暗い女はわたしとほぼ境遇が一緒だっ
た。行き遅れの不器量な娘って、自分と同じじゃんみたいな。意外と暗いものもでき
るなと。『荊〜』は明るかったから訳していて楽しかったです。『半身』は監獄と辛
気くさい家だけが舞台でしたけど、『荊〜』はロンドンやいろんなところに行ったり、
スリのお嬢ちゃんはなかなか自由に行動したりしていて、明るかったので。訳すとき
原文とシンクロしてやるほうなので、主人公がロンドンに帰るっていうときはすごく
うれしかったですね。
――『半身』と『荊の城』で、2年連続『このミス』1位でしたね。
『半身』はわたしだけじゃなくて、当時の編集の松浦さんや営業の方やみんなの努力
で1位になった本なので、1位になってよかったねって感じだったんですけど、『荊
〜』は「なぜこれが1位なの、わけわかんない」って思いましたね。わたしのなかで
は、ミステリとして優れているのは『半身』のほうなんです。『荊〜』はおもしろい
けど、ミステリ味のある歴史小説という位置づけでしたから。
――中村さんは、ふだんはどんなミステリを読まれるんですか。
一応本格と謳い文句のついているミステリを選んで読んでいますね。今『ミステリ
ーズ』で書評の仕事をしているんです。これまで本は文庫落ちを待って読んでいたん
ですけど、それをやると5年前の本の書評になっちゃうし、『ミステリーズ』が本格
ミステリの雑誌だから本格ものの書評を書かなくちゃいけないので、1冊2千円とか
3千円の本を買って読んでます。原書房って高い、晶文社も高い(笑)。
――最近読んで1番おもしろかった本はなんですか。
ロジャー・スカーレット『ローリング邸の殺人』(論創社)とオグ・マンディーノ
『キリスト・コミッション』(ダイヤモンド社)がよかったです。『キリスト〜』は
これまで神学や哲学をからめたことを書いてきた作者がはじめて書いたミステリで、
キリストが甦った謎をとくという話です。タイムスリップしてキリスト処刑後の6年
後にいき、キリスト処刑後はどんな状況だったのかを弟子とかマリア様とか裁判官と
か墓守とかに聞いて歩いて、キリストの死骸を移して甦ったと嘘をついたんじゃない
かと暴きにいくんです。『キリスト〜』を読んだあとで聖書を読むと、聖書にも詳し
くなるからお得ですよ。
――国内ミステリでは?
国内ものは……。国内ものでこのあいだ読んだ本は「なぜこんな本を出した」って
叩きつけた本だったからなあ。あおり文句とか書いてあって、すごく期待して読んだ
のに……。
――本格ミステリを好きな人は評価が厳しいですよね。
そうですね。心が狭いというか。
――原書はどんな本を読まれますか。
最近は仕事につながりそうな本を選んで読んでいます。コージーものを狙って読ん
でいるんですけど、いまいちおもしろいものがなくて打率はよくないですね。ロマン
ス小説に毛が生えたみたいな作品が多くて。だいたいそういう作品は、ハンサムな刑
事さんがでてきて、バツイチの女性がでてきて、最後がぐずぐずになってはいはいっ
て感じなんですよ。1作目を読むと、2作目以降は読みたくない。東京創元社だと読
者層があるのでミステリ部分がしっかりしていないとだめなんです。
――中村さんのサイト《翻訳家のひよこ》は翻訳者をめざす人への心構えが掲載され
ていますね。
わたしははじめ小説家になりたかったんです。でも自分のなかに材料のないことに
気がついて、翻訳だったら元ネタがあるじゃんと思ってはじめたんですけど、翻訳も
簡単じゃなかった。
最近はようやく苦痛じゃなくなりましたけど、最初は続けるのが辛かったです。家
に閉じこもって誰にも会わずにやるわけでしょう。わたしがデビューした頃『電波少
年』という番組がはやっていて、あのなかでなすびが軟禁されるのを見て、この人も
がんばっているんだからわたしもがんばろうって。心のささえが『電波少年』と『ウ
リナリ』のドーバー海峡の人たち、あとカンボジアの地雷堀りでしたね。あれを見て
いなかったら挫折していたかもしれない。
――翻訳家の適性って語学だけじゃないんですね。
わかりやすい例が、夏休みの宿題を最初に終わらせてから遊ぶタイプか、最後にぎ
りぎりになって泣いてやるタイプかでいうと、最初に全部片づけるタイプが向いてい
ますね。自己管理ができるかってことです。
今の家はマンションだから階段はないんですけど、前の家は2階建てで2階の自分
の部屋に行くときに1日何度も階段をのぼるじゃないですか。翻訳が1日2ページと
か3ページとかしかすすまないとき階段をのぼりながら、こうやって1段1段のぼっ
ていくといつか2階に着くんだよなって思いながらやっていました。
――地味なお仕事ですね。
それと以前はどっぷり浸かって翻訳していたんですけど、あんまりそれをやると自
分が危険な状態になることがわかったので、入れこむのもまずい、問題があると思っ
ています。『半身』を訳したあと3カ月くらい口をきけなくなってしまって。
訳すときは半分作者を憑依させてやっていますけど、見直すときは第3者の目で冷
静に見直さないといけません。見直しのとき、あまりにも憑依しているところはどん
どんおとなしくしますし、「してやったり」という表現はたいていカットですね。そ
こだけ筆で書いたみたいに浮くんですよ。
――今後のお仕事のご予定を教えてください。
今サラ・ウォーターズの新作 "THE NIGHT WATCH" を訳しています。今度はミステ
リではないんです。わたしも読んでいるときに、最後の最後で絶対どんでん返しがあ
ると思っていたんですけど、何もなかった、ミステリじゃなかった(笑)。でも強い
ていえばタイトルがミステリかなあ。"NIGHT WATCH" って「夜警」という意味なんで
すけど、読んでいても夜警はでてこないんです。レンブラントに "THE NIGHT WATCH"
という絵があってそれはでてこないんですけど、その絵のことだと考えればつじつま
があわないこともないからそこがミステリかも。タイトルが謎で、全部読むとタイト
ルの意味がわかる! "THE NIGHT WATCH" では登場人物がみんな重要で、全員主人公
みたいな感じなんです。そのなかでも自分がのれるキャラとのれないキャラがあって、
1番ノリノリのキャラがレズカップルの焼き餅焼きの女です。それを今年中には出し
たいです。
――ウォーターズは "TIPPING THE VELVET" という作品もありますが、どうして
"THE NIGHT WATCH" を先に訳すことになったんですか。
ミステリではなかったうえに、作品としてもあとの2作品にくらべてあまりに習作
レベルなので、企画にもなりませんでした。ただのレズビアンのラブストーリーです。
――その他のお仕事のご予定は?
あとは Elaine Viets のコージーミステリで、崖っぷちな生活を送っている人のミ
ステリが6月か7月くらいにでます。
――さいごに読者のみなさんにメッセージをお願いします。
これからも、わたしが読んでおもしろいと思った本を訳して紹介していきますので、
読んでくださいね。
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