スタイグの絵本

くっきりとしたアウトラインで表情豊かに

ウィリアム・スタイグ絵と文

ねずみの歯いしゃさん アフリカへいく

木坂 涼訳
26×22cm 32P 本体価格 1,500円

 ねずみのソト先生は、腕のいい歯いしゃさん。ある日、ムシ歯で苦しむゾウから電話をもらい、アフリカへ治療にいきます。腕のいい助手のおくさんもいっしょです。

全国学校図書館協議会選定 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財

ねずみの歯いしゃさん アフリカへいく 表紙


【やまねこの感想】

1.つー(No.66)

―あらすじ―
 ネズミのソト先生は歯医者さんです。ある日、おくさんのデボラ婦人とのんびり休日を過ごしていると、アフリカのゾウから治療を依頼する手紙が届き、二人でアフリカへと旅立します。ソト先生は名医なので難しい治療もあっというまに完了かと思っている矢先、ゾウにうらみを持つサルが先生をさらっていってしまいました。さあ、大変!

―かんそう―
 小さなネズミがゾウの歯を治すのは、大小の力関係が逆転してて楽しいですね。誘拐犯のサルも、ゾウからバカにされたのが悔しくて犯行に及んだというので、一概にサルだけが悪いとは決めつけられません。そのあたり、最後にもう少し書いて欲しいところです。救出されてめでたしめでたしなのが引っかかります。

 それともう一つ。ソト先生は初めアフリカに行きたくなかったのですが、デボラ婦人に勧められて出発しました。だから連れ去られた時、来るんじゃなかったと後悔するのですが、これはネズミの予知能力でしょうか? 単にアフリカへ行くのを拒否してるのだったら、疑問が残ります。日本だったらどうなのかな、南極だったらどうなのかな……etc. なんてね。

スタイグの絵本 やまねこ感想一覧

本のご紹介
新刊情報
トップページ

セーラー出版〒135-0001 東京都江東区毛利2-10-18 TEL:03-3846-2955

Copyright (C) 1999, 2001 The Sailor Publishing Co., Ltd. and litrans.net.

Last Modified: 2001/5/25
HTML編集: 出版翻訳ネットワークやまねこ翻訳クラブ