Sandra Brown "Envy"(Warner Books 2001 P549)
自分の書いた小説の序のみ編集者Marisに送ったParker。
エージェントを通さずに直接送りつけた作品は、彼女に
読まれるまでに半年も過ぎていたのは当然といえよう。
時間が少しとれた彼女がその作品を読んだとき、原石を
見つけたと感じ、作者と連絡をとろうとしたが、住所も
電話番号もなく、名前はイニシャルだけだった。
そんな作家がいるだろうか?彼の本当の意図はなんなの
か?小説を世に出したいのか?
一方で、Marisの出版社を買収する企みが密かに進行して
いた。
最初の何章かは、登場人物のキャラクターに無理があると
感じましたが、それにはそれの理由があったのですね。無
理があると感じている間はちょっとね、と思ってましたが、
中頃から最後にかけてはさすがにうまい。惹きこまれてい
きます。
難易度 ★★★
お薦め度★★★★
CL-0020
日時:09/27 2002 22:25:57
Envy
Sandra Brown
Warner Books ; ISBN: 0446611808
ニューヨークの出版社の一人娘であり編集者のMaris。
プレイボーイだったNoahと結婚し幸せに暮らしていたMarisが"Envy"という作品に
出会い、その謎の作家Parkerに惹かれていく。しかし、Parkerの目的は作品の
出版ではなく復讐だった。
久しぶりのSandra Brown。
なんだかずるずると、それでいて駆け足のように最後まで読みきってしまった。
途中で何のための復讐なのか、最後のからくりが大体わかってしまう。けれど、
キャラクターがそれぞれの思惑で一気にそれも違う方向へ動き出すので、
その動きを捕らえ読んでいくのが精一杯。
犯人が最後までわからないタイプ("Mirror Image"のタイプ)ではなく、
最後はわかっているけどいったいどうやって終わるのかわからないタイプ
("The Witness"のタイプ)で、クライマックスはいったいどうなるのかを
読みたい一身で、最後まで一気に読みきってしまった。
Brownにしてやられたって感じ。でも久しぶりにとても楽しかった。
なんだか、Brownの作品で 一番のお気に入り"The Witness"が読み返したくなった 。
(でもPBは持ってない! どうしよう。)
CL-0072
日時:09/03 2002 21:44:37
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