06792/06792 emu 【読後感】"Naked came the phoenix"
(12) 01/10/08 14:38
八月にYuriさんとPicardさんが話題にされているものですね。
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[書名] Naked came the phoenix: a serial novel
[著者名] Nevada Barr, J.D. Robb, Nancy Pickard,
Lisa Scottoline, Perri O'shaughnessy, J.A. Jance,
Faye Kellerman, Mary Jane Clark, Marcia Talley,
Anne Perry, Diana Gabaldon, Val Mcdermid, Laurie King
[発行年月] 2001
[出版社] St. Martin's Minotaur
[ISBN] 0-312-25194-7(米版ハードカバー)
[ジャンル] ミステリ
[価格] 24.95 米ドル
258頁
英語レベル★★☆
お奨め度★★★★
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"Naked Came ..."という、出だしが同じタイトルの小説がいくつ
かある。複数の作家がリレー形式で執筆した作品、"Naked Came
the Stranger"がそのはしりだそうで、その後"Naked"は「シリア
ル・ノベル」の代名詞として知られるようになった。リレー形式、
と言うとピンとこないかもしれないが、大まかな登場人物及び舞台
設定に基づき、ライターが順番に加筆し(本作品では一章ずつ)、
話を発展・完結させるというもの。本書では一番手のネヴァダ・
バーが主人公キャロラインと、彼女が訪れる高級保養地フェニック
ス・スパ、そしてスパに滞在する一癖も二癖ありそうな有名人たち
をまず一通り紹介し、二番手のJ・D・ロブ(ロマンスの女王、
ノー
ラ・ロバーツがサスペンスで使うペンネーム)にバトンを渡す。
13人もの人気女性ミステリ作家が勢揃いしたこの作品は、間違い
なく"Naked"史上最高にして最強の布陣だろう。作家たちは後続の
ライターの機知に挑むかのように、次々と新たな伏線を張り巡ら
せ、保養地で起こる連続殺人事件を描いてゆく。「実はこの人とあ
の人が親子」という展開は多少ソープオペラ的だが、ニコチン臭が
皮膚に染みついているようなイタリア系刑事を新たに登場させ、独
自の視点で話に人間臭さを加味するリザ・スコットラインなど、そ
れぞれひねりを効かせたアプローチにはにやりとさせられる。ま
た、何と言っても圧巻なのが13章目。12人の作家が仕掛けた12章分
の謎解きを、最終章を任されたローリー・キングがものの見事にや
りのけてみせる。
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ミステリというより、エンターテインメントかな。作家たちもみ
んな楽しんでいるのが伝わってきます(みなさん、結構遊んでるよ
うな ^^)。
2001/10/06(Sat) 06:27pm
DQA02041 emu
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