作品別 ジャンル別
作家別 おすすめ作家
05916/05916 Picard 【読後感】A Walk to Remember
(12) 01/03/03 08:55
こんにちは、Picardです。
Nicholas Sparks "A Walk to Remember"(Warner Books 1999 P240)
ISBN:0-446-60895-5 for 4 days
57歳の主人公が17歳の自分を振り返る。そのときすべてが変わったのだと。
出だしはあまりにも期待を抱かせる。だが、17歳の主人公はどこにでも
ありがちな金持ちのスポイルされた息子だ。その彼がどう変わったのか、
何が原因で変わったのか。
期待を抱きながら読む読者はがっかりするかもしれない。非のうちどころ
のない少女Jamie Sullivanと、ちょっと悪ぶったところのあるLandon。
ごくごく普通の事が、普通に繰り返されていくのに読者は裏切られた思い
を感じる。だが、いつのまにか話しに引き込まれているのに気づき2重
の意味で驚いてしまう。
期待、幻滅、そして知らないうちにのめり込んでいる自分。心のどこかで
予想していたことが実際にそうだとわかったときの驚き。軽いロマンスか
な、と思っていたものが実は永遠の愛をテーマにしていたことがわかる。
Nicholas Sparks、覚えておくべき作家。
難易度 ★★
今年19冊目
No.CL-0020 Picard(http://www.ne.jp/asahi/yasunao/picard/current1.htm)
05867/05872 ゆま 【感想】A Walk to Remember
(12) 01/02/23 17:02
すっかりご無沙汰しています。久しぶりに1冊完読しましたので
感想をアップします。
A Walk to Remember
By Nicholas Sparks
Warner Books
ISBN:0-446-60895-5 (240P)
【あらすじ】
僕の人生は17歳の時に一変した。Landon Carterは57歳の今、その
時を振り返る。
1958年、僕はノースカロライナ州ビューフォートの高校の最高学年、
卒業後は大学へ進学するつもりだった。取り立てて成績がいいわけでも
なく、目立った課外活動もしていないので、父親の勧めもあり、生徒
会長に立候補した。選挙は友人のフットボール部のヒーロー、Ericの
応援のおかげで当選した。
問題はその後の高校のダンスパーティー。ガールフレンドはいなくて、
生徒会長が1人で参加じゃ格好がつかない。高校のほとんどの女の子には
ボーイフレンドがいる。しかし、Jamie Sullivanは別だろう。彼女の
父親は牧師のHegbert Sullivanで、母親の死後、父親の影響のもとに
育った彼女は優等生でお堅いイメージ。聖書を常に携帯し、服装は地味で
髪はいつも固く結っていて、特に親しい友人もいないようだった。彼女
とは親しく話なんかをしたことはなかったし、子供の頃、木の上から
牧師をからかったことがあるので、あの父娘は僕をどう思っているのか、
それにもしかしてダンスなんかに興味がないかもと心配だったが、誘うと
意外にもOKの返事。「但し、私に恋をしないで」と、彼女は言った。
そんなことはきっとないのに、と僕は思った。
パーティーの日、彼女と色々な話をする。いつもと違って洒落た服装の
Jamie、そして僕の前のガールフレンドの連れに絡まれる窮地をも救って
くれ、僕は少しJamieを見直した。パーティーは意外に楽しかった。
その数日後、僕はJamieからあることを頼まれた。僕たちは同じ演劇の
クラスをとっていて、クリスマスの舞台で、Hegbert牧師の作った戯曲
"The Christmas Angel"を上演することになっていたのだが、その主役を
僕に演じてほしい、とのことだった。彼女は主人公を導く天使の役が
既に決まっていた。「今年は特別」と、目に涙を溜めて頼むJamieの
説得で、僕は引き受けることにした。
毎日一緒に練習し、帰り道も一緒。思っていたほどに嫌なことでは
なかったが、そんな僕らをEricや彼のガールフレンドはからかい、一時は
うっとうしくなってJamieにあたり、僕らは気まずくなる。すぐに僕は
後悔した。
上演の当日、髪を解き天使の扮装で現れた彼女を見て、僕は気が
ついた。Jamieに恋していることを―。
【感想】
表紙の美しさにつられ、また以前、Sparksの別の翻訳本を読んだ
ことがあったので、原書でも読んでみよう、と意気込んで買った1冊
でした。その後すぐ、アカデミー出版から翻訳本が出版され、誘惑
されて日本語の方を読んでしまいそうだから、早く読まないと…、と
いう気分に駆り立てられて読みました。
その翻訳の方、『奇跡を信じて』というタイトルで、私が書いた
前半のあらすじからは奇跡とは何なのか分かりませんでしたが、後半に
急展開し(?)、だんだん分かっていきます。
前半はまるでさわやかな初恋の物語のようです。Jamieにときめき
ながらも友人たちにからかわれたりして、素直になれず反発して
しまったり、Jamieに愛を告白した後、特別な女の子とはどう付き合っ
たらいのかなどを母親に相談したり。後半の展開を挟み、ラストも
美しかったです。なかなかいい話でした。お薦めです。
ゆま
(CL-0075)
Copyright (c) 1999-2003 Cliff PB Club All rights
reserved.