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02335/02335 Yuri 【感想】 Almost Heaven
(12) 99/12/26 22:17
Almost Heaven
Judith McNaught
Pocket Books, 1990
エリザベス・キャメロンは親から伯爵の爵位を受け継ぎ、両親の死、
父違いの兄の失踪の後一人で屋敷を維持してきた。
父親と兄のギャンブルの借金を清算すると大きな屋敷だけが残り、
屋敷は叔父の援助でなんとか維持してきた。だが、叔父が援助のうちきりを理由に
結婚を勧めてきた。エリザベスは2年まえ17歳の時に社交界にデビューしたが、
1年半前のスキャンダルが元で、社交界から離れ静かに屋敷で暮らしていたのだ。
すでに結婚よりも屋敷で静かに暮らしていくことを望んでいたが、
叔父はすでに彼女の昔の求婚者に手紙を送っていた。返事を返してきたのは三人。
そのうち二人は親子ほど年の離れた相手、そして残る一人はイアン・ソーントン
だった。イアンは彼女のスキャンダルを起こした張本人。
1年半前二人はある別荘でのパーティーで知り合ったが、
ギャンブラーとして名をはせていたイアンがカードでいかさまの汚名を
着せられるのをエリザベスがかばったことをきっかけに二人は急接近。
ギャンブラーということでエリザベスはイアンを敬遠していたが、
イアン本人と接するうちに彼に惹かれていく。イアンもまた彼女の意志の強さに
引かれる。ある夜温室に呼び出されたエリザベスはイアンに会う。
そこにあらわれたのは兄ロバートだった。
ロバートはイアンに決闘を申し込むが、卑怯にも合図の前に発砲し弾丸は
イアンの腕を撃ちぬいた。この決闘がもとでエリザベスの求婚者、友人は
彼女から離れていった。そして数日後ロバートも姿を消した。
そして1年半後、叔父のいいつけで三人の求婚者たちとそれぞれ1週間を
過ごすことに。エリザベスは年の離れた二人に自分とは合わないと思い込ませ、
数日で二人の屋敷から離れ、イアンの待つ彼のスコットランドの家へ向かった。
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McNaughtのヒストリカル作品で唯一読んでいなかった作品。
この作品は"Something Wonderful"の続編にあたり、ジョーダンとアレックスも
それぞれイアン、エリザベスの友人として登場する。
そういえば、"Something Wonderful"にちょこっとイアンが登場してました。
スキャンダルと誤解で離れていたイアンとエリザベス。
真実に気づいた時、イアンの行動は早かった。彼女のために父親を勘当した
公爵である祖父と和解し彼の後継者となり、彼女の求婚者を追い払って
彼女と結婚する。ここまで想われたらいいなと思うくらい。うらやましい。
でも、McNaught、いつも最後まで気を抜けません。
最後までいろんなことが起こります。途中でやめるのがたいへん。
それから二人を取り巻く人々もよかった。イアンの伯父ダンカン、
エリザベスの付き添いルシンダも二人の間を取り持っていたし。
"Whitney, My Love"のクレイトンのこともちらっと話に出てきて
とても楽しめました。ホイットニーとクレイトンの話の設定は
この作品のあとのことのようです。
また読み返したくなりますね。
Yuri
(CL-0072)
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