Dennis Lehane "A Drink Before The War"(Avon Books 1994 P286)
上院議員から人探しを依頼されたPatrick。書類をもって逃亡した
掃除婦を探せという依頼だ。逃げた本人を探し出し、なんとか書
類を一部取り戻したものの、当の本人はPatrickの目の前で無惨に
も殺されてしまう。書類とは実は写真であり、そこには上院議員
Paulsonが写っていた。
ミステリーとはいえ、ストーリーは極めて単純。では何がいいか
というと、会話の面白さでしょうか。ある意味痛快な会話です。
それともうひとつ注目すべきは、この舞台の荒んだ環境です。
これは果してアメリカの一地域の現状なのか?という疑問すら
起こりますが、あり得ることだという気もします。
ま、絶対に住みたくない場所ですね。
難易度 ★★☆
お勧め度★★★☆
CL-0020
日時:09/20 2002 09:51:35
mail:
00938/00939 東野さやか 【読書記録】A Drink Before The War
(12) 99/03/05 16:36
☆Dennis Lehane "A DRINK BEFORE THE WAR" (Avon, 1994/ 277p)
ケイさんお薦めのデニス・リーハン、ようやく読めました。
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主人公のパトリック・ケンジーは私立探偵。幼なじみのアンジェラとボ
ストン郊外にある教会に事務所をかまえている。ある日、上院議員の自宅
から重要書類を盗んで逃げた、掃除婦の行方を追ってほしいと依頼される。
なんとも簡単な仕事に見えた。その掃除婦、ジェンナはすぐに見つかるが、
彼女はケンジーの目の前で撃たれて死んでしまう。ケンジーらはギャング
間の抗争に巻き込まれ、さらには、議員が取り返したがった書類というの
が……。
○o〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・o○
1995年度のシェイマス賞、最優秀処女長篇賞受賞のシリーズ一作目。ボス
トンというと、大学があるせいか、洗練された文教都市というイメージを
抱きがちですが、リーハンの描くボストンは、もっと暗く悲惨です。大都
市の中の貧困や児童虐待など、ずっしりくるようなテーマを描いています。
主人公ふたりはタフで前向きで実に魅力的。このあとの作品もぜひ読みた
いと思います。
東野さやか@会員番号4番
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