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00386/00386 MIJANE RE:読書記録10/18〜24
(12) 98/10/27 07:10 00293へのコメント
MIJANEです。今週ははじめに1冊読んだ後、短編にばかり手を出して
いました。
1) "TIME MACHINE 1" 'SECRET OF THE KNIGHTS' by Jim Gasperini
A BANTAM BOOK
これは一種のゲームブックである。読者はある任務と予備知識を最
初に与えられる。次にタイムマシンである時代に送られる。そして物
語の主人公として読み進み、各章ごとの最後にある選択肢の中から主
人公の行動として適当であると思うものを選ぶ。それによって次に読
むべきページが決まる。読者はタイムマシンによってそこへ送られ
る。そのままの状況に留まるという選択肢があることもあり、それを
選べば当然タイムマシンでよそには行かず、そこに留まる。つまり読
者によって話の筋は異なってくるのだ。10年以上前にシリーズで出さ
れており、わたしはその内の2冊を持っている。
さてこのNo.1の主人公(読者)の使命は騎士になることとガーター
勲爵士の袖に書かれたモットーの意味を知ることである。エドワード
3世の時代、息子のリチャード黒太子の少年時代から成人の頃、フラ
ンスと長期間に渡る戦争をやっていた頃を主にあちこち移動した。ア
−サー王の円卓騎士の伝説について主人公が考える場面もあり、わた
しはその時代にも行った。
選択肢についてはどれを選ぶかは読者の好み次第というものばかり
ではなく読者が主人公になったつもりでいたら、あるいはその時代の
人々の考え方を身近に思うことができたら、こちらを選ぶしかないな
というものもあった。次に指定されたページに行くときは少しどきど
きした。1度捕らえられ枷をはめられたほかはそれほど困難な状況に
陥ることはなかったが、(それでも追われたり前が見えない状態で馬
に乗ったりなどということはあった)スリルを楽しむことができた。
ただ、これがゲームブックでなく普通の形態をとっていたなら、そ
れほど楽しめたとは思えない。何しろ1〜3ページごとに読者に次の
運命を選択させなければならないせいか、ほとんどプロットだけであ
まり肉付けがされていないように感じられるのだ。筋が読者にはっき
りわからなければ、という思いが強すぎるのか、あまりに細かく分け
すぎてそのくせ総ページ数はおさえたので肉付けしようがなくなった
のか……。
この本はタイムマシンと読者自身による筋の選択を楽しめるゲーム
ブックとしてとらえるべきものであろう。
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