やっと読み終わりました。(12月27日読了)
いちどざーっと通して読んで、もう一回じっくり読み直したので、全部で3週
間近くかかってしまいました。
Patricia Cornwell "ALL THAT REMAINS" (Avon Books, 382p)
カップル殺人が5件続き、被害者はいずれも死後数か月たって白骨化死体で見
つかります。5件目の被害者の、女の子のほうの母親パットが次期大統領候補
とも言われているため、彼女と対立関係にあるものの犯行か?という予想もさ
れたのですが、主人公のケイと新聞記者のアビーがたまたま犯人につながる手
がかりをつかみます。
そして最後のほうになって次々と事実が明らかになるのですが、スッキリ解決
とはいかず、もうひとつの悲劇的な事件が起きてしまいます。
いわゆる4F(作者・主人公・訳者・読者が全部女性)にこれもあてはまるの
でしょう。私はケイとかアビーとかの仕事ぶりをあれこれ想像して楽しく読
みました。事件のほうは悲惨そのものであまり想像したくないのですが・・・
ケイとアビーはここでは友人どうしなのですが、捜査側の検屍官と新聞記者と
いうことで対立するときもアビーが「私はプロフェッショナルだから」と話す
あたりは悲しいまでにかっこいい!と思いました。
でもアビーが、ケイすらも信用できなくなくなるほど追いつめられてしまった
のは気の毒でした。いい友達というのはなかなかできないものだし、そこまで
ジャーナリストというものは仕事に心身を捧げるものかと考えさせられました。
パットは年格好からいってヒラリー夫人のような感じでしょうか。チェルシー
さんのような一人娘を殺されたらこれだけ半狂乱になってしまうのも無理はな
いのでしょうね。
ケイが何かにつけてマークを思い出しているのに、いざマークに会うとぎくし
ゃくしてしまう、というのは何となくわかりますが、実は2作目を読んでない
ので過去に何があったかよくわからないのです。
この本の終わりに20ページほど、CRUEL AND UNUSUALの抜粋があるので次は
それと行きたいところですが、2作めのBODY OF EVIDENCEを飛ばしているし、
1作目のPOSTMORTEMももう一度読み直したいので、その2冊を片づけてからに
します。
こんにちは、Picardです。
漸くにして検屍官シリーズの3作目を読み終えました。2週間近くかかった
ことになります。この分では今年の目標の達成が難しそう(^^;
さて、簡単ですけど読み終えた感想です。
パトリシア・コーンウエル、検屍官シリーズ第3作。日本名は「遺留品」
だったかな?遺留品から受ける印象とAll that remainsから受ける印象、
それに実際に意味するものとは大分違うようです。これは文字どおり残って
いるもの。今回の事件は、カップル殺人事件なのですが、事件が起きてから
つまりカップルが消えてから死体が見つかるまでの時間が長いのですね。
そのため遺体は骨だけに近い状況にあるわけです。皮膚はおろか筋肉、脂肪
などは全く残っていない。骨さえ完全に回収できるわけではないのです。
これまでの2作と違って、殺人の様子がスカーペッタにより生々しく再現され
るわけではありません。少なくとも最初のうちは無理なわけです。それが
徐々に明らかになっていく。今回の作品の特徴とも言えるかもしれません。
あっと、それからこの3作目で、マリノ刑事の家庭が少し垣間見ることがで
きます。
次は4作目の「Cruel & Unusual」に挑戦
Picard(http://www.niji.or.jp/home/yasunao/current1.htm)
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